■「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」プレスプレビュー [Page2]

4.試乗タイムスタート
セレモニー終了後、試乗タイムが始まるとセレモニーを取材していた人たちが一斉にアトラクション入り口に殺到。入り口は制限されてて一人分しか通れないもんだから満員電車状態のラッシュでぎゅうぎゅう。まあまあ、落ち着きましょうよ。



エントランスはこんなあんばい。このアトラクションは、ひとしきりハリウッドの街で過ごした後に訪れるパーティーをイメージしているとのことでこんな雰囲気。細かいレリーフもよく作りこまれています。シングルライダーの設定もあり一番左がシングルライダーの入り口、真ん中がUNIVERSAL EXPRESS、右が一般スタンバイの入り口です。



そ んなイメージなわけなので、キャストのユニフォームはこんな感じ(写真左)。男性はタキシードで、まあなんともパーティーです。ちなみに冬は冬服仕様で、女性は同じイメージの切り替えしのコート、男性は黒のコートを羽織ってます。上のエントランスの写真にちらりと写ってますね。そんでもって右の写真でおそろいのユニフォームを着ているキャラがナビゲートキャラクターのマックス(男)とレイヴェン(女)。キューラインの説明ビデオで大活躍です。写真下の方にみえるカラフルなのはボツデザインかな?




並ぶ前にまずはロッカーに手荷物を預けます。エントランス左の部屋がロッカールームになっています(写真左)。100円入れてロックして、荷物出すときに100円は返ってきます。例によって100円取り忘れないように。両替機は設置されてますので安心です。

このアトラクション、手荷物は相当厳しく規制されます。ポケットの中の小物もぜーんぶNG。ならんでいる間、クルーの方が「このアトラクションはポケットの中の物が落ちるアトラクションです!」と言い切ってました(笑)。プレスプレビューの時でさえ、全ての団体に対してライドへのカメラの持ち込みもNGの徹底ぶり。だもんで今回は乗り撮りは一切できませんでした。

なぜそこまで厳しいかというと、コースがパーク内を縦横無尽に走り、ゲストの頭上間近を通過するような箇所もあります。しかも見える場所には落下物捕獲用のネットもほとんどありません。よって物が落ちると即事故につながるわけです。よい子のみなさんは必ず守るようにしましょう。いや、悪い子のみなさんも守ってください。


ゲートをくぐると広いキューラインスペースが出現(写真右)。ゲートをくぐってすぐかと思いきや、また屋外に出てキューラインがある、USJお得意のパターンですね。多分にもれず夏はつらそうです。



でもキューラインスペースの中にはどかんと巻上げがあって、スタートして巻き上げられていく人たちをかなり間近で眺めることができます。なんだったらでかい声出せば話もできそう。他にもキャメルバックを疾走していくところとか、フィニッシュ後戻ってくるライドもちらりと見えたりして、結構飽きないかも。んでもって、上の写真の金ぴかのやつがホームです。奥のアーチ状の入り口から入って、中で階段をあがって2回のホームまで行きます。


階段を上がってくると、こんなホーム。すんません。2枚の写真貼りあわせの合成がちょっとずれてます。まぁこまかいことは気にすんな。雰囲気雰囲気。手前に写ってる黒い男性クルーの奥の穴から昇ってきているのが階段。と、ここで何か気づきませんか?手前にレール、奥にもなにやらライドのようなものが・・・


そ う、Kingda Kaにもあったデュアルなホームです。手前と奥の両方から交互に発進できるわけです。これにより、同時に最大4両まで回すことができ、その場合、1分ごとの発車が可能だそうです。1両で36人乗車ですから、かなり回転率はよいですね。プレビューでは片方で1両運行だったので、その効果のほどは実感できず。

階段を上りきったところで、シートを指定されます。ただ、プレビューのときは希望を言えば、聞き入れてもらえました。その回で希望のシートが埋まっていた場合でも、一回待たせてもらえたりとかも。聞くところによると、オープン後も極力希望は聞いてくれるとのこと。ただし、混雑時やその他事情により、断られることもあるかと思いますので、そのときは無理言わず諦めましょう。


ほい。ライド。すげーすげー、まるでNitroだ。うひゃひゃひゃ。これが日本で拝めるようになるとは!日本人向けにシートのサイズはNitroより多少小ぶりになっているとのこと。そういや横4列シートってのも日本では新鮮ですかね。B&Mのインバーテッドなんかはあったけど。ヘッドレストのぶつぶつのとこにスピーカーが仕込まれています。結構大口径の本格スピーカーっぽい。

ハーネスは前のバーにくっついてるやつをカリカリカリっと太ももの付け根のあたりに降ろします。以上、終了。シートベルトもなし!これって日本では実はすごいことなのです。今まで乗ったコースターを思い出してみてください、なにかしらの固定バーと併用して大抵シートベルトがあったのではないでしょうか。日本の基準では、なかなか認めてもらうのが大変なことなのだそう。締め付けが調節できるタイプのシートベルトならまだしも、スチドラのように自動巻き取り式のシートベルトだった日にはもう、四次元ポケットの無いドラえもんくらいがっかり。せっかくの浮遊感も台無しになってしまいます。また、シートベルトレスにより、乗降時間の短縮にもなり混雑緩和にもつながるわけです。


座ってみると深いバケットシートにすっぽり包まれる感じ。足は床に着かずぶらぶら状態です。壁は存在せず、むき出し状態。すんばらしい開放感です。これが気持ちよさを倍増させるんですよー。足はぶらぶらなので脱げやすい靴の場合はゴムバンドを貸してくれるので、それで固定。ほんとは靴は脱いだほうが気持ちいいんですが・・・だめなのかな。

ボディについてる丸いぶつぶつがLED。Litght Emitting Diodeです。順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子のことで・・・って、そんな話はどうでもよくて、夜はこれが光ってイルミネーションとなります。


乗り込んだらまずは音楽の選曲をしましょう。ハーネスの所にこんな装置が付いています。5曲の中から1曲選択します。最初は@〜Dの番号のBが赤く点滅しており、下の右のボタンを一回押すたびにB→C→D→@→・・・といった具合に選択、左のボタンで決定です。乗り込んだら10秒以内に選曲すべし、ってアナウンスしてましたが、どこから10秒なのかいまいち不明。恐らく発車前に決定できればOKと思われます。決定したらそのままいじらず待ちましょう。発車すると自動で選んだ曲がスタートします。なお、@〜Dの曲目は以下のとおり。

  @ロック:「ホームバウンド・トレイン」(ボン・ジョヴィ)
  Aヒップホップ:「ルーズ・ユア・セルフ」(エミネム)
  Bクラシックロック:「ゲットバック」(ビートルズ)
  CJ-POP:「大阪LOVER」(DREAMS COME TRUE)
  DJ-POP:「君という名の翼」(コブクロ)
    ※導入当初(2007年3月)現在

これらの曲は随時入れ替えていく予定とのこと。ドリカムの曲も入れ替える予定とのことなので、今の曲で乗ってみたい人は急ぐべし。「大阪LOVER」は歌詞が一部ちがう、USJでしか聞けないスペシャルバージョンですよー。


やっぱ初回はとりあえず標準曲とも言えるドリカムじゃねーか?てことでCを選択。そんなこんなで準備万端、ついに発進、スタートです。いってらっしゃ〜い。

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