■Six Flags Great Adventure

Nitro
これまた超有名コースターなNitroです。Millennium Forceのように生粋のコースターで、凝ったエレメントなんてものもなく、走りを楽しむタイプです。できたのはMillennium Forceの一年後位ですが、高さもスピードもスペックではMillennium Forceに負けています。さらに言ってしまえばフジヤマにすら負けています。んが、しかし、そんなことはどーだっていいのであります。スペックでは語れない魅力が満載です。だーからコースターはスペックでくらべるなって、おかあさん口をすっぱくしていってるでしょー。


まずはエントランス。青い日よけの屋根の上にそびえたってみえるのが巻き上げです。

  

エントランスからホームまでの間に見えるのはここまで。右に見える巻上げでファーストドロップのあとは森(?)の中を疾走な感じなので、コース全景はぜんっぜんみえません。こういう自然の中を疾走するのができるのはやっぱりいいやねー。これもこのコースターの魅力のひとつです。日本じゃバンデット(よみうりランド)くらいですかねー。やはしなかなか敷地ないし。



ホームの端っこから、がんばってズームつかって捉えたコース写真。ほれー、木々に隠れてみえません。こんなかんじなのですよー。まあ実際には木々の中をすり抜けるってとこまではいってないけど。ぽっかり広場みたくなってて、そこを走り抜ける感じ。


このコースターの大きな特徴がこのシート。まず、アメリカ人が乗っても足がぷらぷら、ふりーだむです。その上、ハーネスは一本の棒でつながってるきいろいやつのみ。シートベルトもありません。なんということでしょう。一番前のシートなら前にさえぎるものはなく、視界まるみえ、ほとんど身一つでレールの上を走ってる感覚です。床はあるものの、気分的にはフロアレスですね。横4列シートも特徴的。


こんな感じで発進。こうしてみると、このシートの開放感がさらにわかりますね。ほんとに固定されてるのかしらって感じよね。


ぐ んぐん巻き上げてファーストドロップ。冒頭でおかあさんに怒られたにもかかわらず、スペックを語っちゃいますが、この開放感で65.5mの落差で128.7km/hというフジヤマに迫るドロップです。その後大きく上って左にターンしながらセカンドドロップ。そしてそのあとでーっかいキャメルバック。このキャメルバックのエアタイムがすんげーーーきもちいー。ちょーーーなめらか。痛いとこなんてこれっぽちも。安心してハンズアップできます。しかもシートはあの開放感。ほれ、普通のコースターだったら足は床についているわけで、エアタイムがあっても意識して足を上げなきゃ足は床にあるわけで、それはすなわちケツがういているだけであって、なわけなんだけど、これはもとから足がついてないんだからほっといても体がぷっかり。

ていうか、キャメルバックはこれだけじゃないの。ていうかていうか、このコースター、キャメルバックがメインですのよ。前述のでーっかいキャメルバックのあとはブーメランターンして、もどってくるように、まだまだでっかいキャメルバックを通過。そしてまた上って左にターンし、水平ループをくるくるり。んでもって水平部分で軽くブレーキがかかると、そのあとぽんっ、と落としてくれます。その後は最後までキャメルバックの応酬。この辺のキャメルバックは小ぶりですが、ばんばん浮きます。最高です。


ミレニアムフォースがスピードを楽しむコースターだとしたら、これはエアタイムを楽しむコースターですね。なんていうか、もちろんスピードはあるんだけど、キャメルバックをぐわん ぐわん ぐわんって感じでゆったりとした動きのイメージなのよ。これリラクゼーションですよ。疲れとれます。


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