■イカワエックスパーク

ゾーブ
まずはゾーブとはなんぞや。聞いたことありますかね。簡単に言うと空気を入れたでっかい球体の中に入って坂道をごろんごろん転がってみようというもの。「ZORB」のZはニュージーランドをあらわしていて、要するにZ(ニュージーランド)のORB(球)なんだって。ニュージーランド生まれのおもしろ球体アトラクションってわけです。



ゾーブは国内では数箇所で体験できますが、今回はそのうちの一つ、徳島県のイカワエックスパークというところに行ってきました。写真右下が受付。生身系お決まりの同意書に記入して受付を済ませまると、予定時間と番号が書かれた券を渡されるので、なんとなーく予定の時間くらいになったら写真左上の乗り場へ向かいましょう。時間は早まったりもするので、受付の人の案内を良く聞くべし。空いてれば即ご案内でしょうから、券は混雑時だけの対応かもしれません。私が行ったときは連休中だったため大混雑の2時間半待ち!






で はまず、ゾーブの詳細についてご説明。こんな感じで二重の球体になっていて内側が空洞になっています。内側の空洞にはオレンジなところを通って入ることができるようになっていて、この中に入って、坂道をごろんごろんしてもらいます。そして乗り方がドライタイプとウエットタイプを選択できます。ドライタイプとは、中でハーネスにより完全に固定された状態でごろんごろん。ウエットタイプは中に水を入れてその中にフリーの状態で入ってごろんごろん。ただし、6月21日から9月下旬まではウエットタイプのみってことで、今回はウエットタイプしか体験できず。




さて、説明しているうちに順番がやってきたので、
乗り場へ向かいます。ウエットタイプの場合は当然ぬれます。ぬれるならポンチョ着ないとね、なんていうレベルの話ではなく、まじで全身プールに飛び込んだのと同様の状況です。水入れた中に入るんだから当たり前ですな。なので着替え、タオルは必須。更衣室が準備されているので必要に応じて事前に着替えを済ましましょう。コインロッカー(100円リターン式)もあるので手荷物はすべて預けます。ちなみにTシャツとハーフパンツは有料でレンタル可能。


乗り場から見るとこんな景色、右にあるのがごろんごろんしてもらう坂道。
はみ出さないように溝状になってます。見ていると早速上からゾーブがごろごろごろごろ・・・おぉ、思ったより速いではないか。もっとのんびりごろごろのイメージだったぜ。と、ちょっとだけテンションアップ。そして左にあるのが登坂用のモノレール。





順番がきたらこのモノレールに乗り込みます。前にはゾーブの球が乗せられるようになっていて、一緒に上まで登坂されます。



モノレールに揺られて上に到着。おもむろにスタッフがゾーブの中に水を入れ始めます。おそらく季節によるのだろうけど、この時はお湯らしきものも足して、冷たすぎない適度な水温に調節してくれ、いたれりつくせり。



水 を入れてもらったら中に入ってスタンバイ。外からスタッフが入口のフタを閉めてくれます。さてここで、ウエットタイプの中で、ふつうバージョンともみくちゃバージョンが選べます。あ、いや、選べるっつーか、勝手にやります。写真のように座った状態でおとなーしくしてればふつうバージョン。
下は水面なのだから、ゾーブが転がればそのままちゅるちゅるちゅるーっとすべって人の姿勢は変わらず。ウォータースライダーのスライダー側が回ってるようなもんかしらね。それに対して中であえてバランスを崩して暴れればもみくちゃバージョン。ゾーブの転がりに翻弄されて中でもごろごろ、もみくちゃです。ゾーブが転がるのに反するように中で突っ張って適度なところで突っ張りをリリースしたりするといい感じにもみくちゃになれます。






これから転がるコースはこーんな感じ。ファーストドロップ(?)の坂は意外に急な感じでちょっとワクワク。前の人が転がるのをみると、思ったより速いスピードで転がるようで、ちょっぴりテンションが上がります。



いよいよスタッフに押してもらってスタート。今回はもみくちゃバージョンをチョイス。とりあえず突っ張って適度なところでリリース。中でずるっと滑って・・・







うわ!あああぁぁごぼごぼごげはぁ・・・・

も みくちゃです。中で水がぐっちゃんぐっちゃんなってもう何がなんだか。鼻から水はいるし、なんていうか擬似的に溺れてるみたいな感覚。バーチャル溺死体験か、これは。なんて思ってたら途中落ち着いてきちゃってふつうバージョンっぽくなってきた。く、くるしかった・・けど、今回はもみくちゃバージョンなんだい!と、へんなポリシーにより自発的に暴れて再度もみくちゃバージョンへ。

ごぼごぼぼぼ・・・・


あほですな。まあそんなわけで全然楽しくないです。もみくちゃバージョン。

そして2回目はふつうバージョンを試してみる。


それ!するするするするる〜


なんだ、楽しいではないか。余裕の表情で球の中を滑ってる感が楽しめます。というわけなので1度しかやらない場合はふつうバージョン推奨ということで。


そして最後はクッションにドスンっとぶつかって止められて終了。ちょっとだけ衝撃があり、ふつうバージョンでもここだけ一瞬もみくちゃバージョンに。
ウエットタイプは絶叫度は極めて低いですね。絶叫度で言えばドライタイプのほうが高いと思われます。あの速度で転がる球体の中に固定された状態だと、なかなかの回転具合ではないかと。これはぜひリベンジでドライタイプも体験しておきたいところです。


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