■「ええじゃないか」プレスプレビュー [Page2] |
4.「ええじゃないか」にご対面 | |||||||||||||||
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説明会終了後、案内に従って、グレートザブーンのほうへぞろぞろと・・・でた!ありました!![]() すごい!でかい!たぶん想像よりでかいんだろうなーと予想してたはずなのにやっぱりでかい。建設前にはあのスペースでは想像できなかったスケールのでかさです。よくもまーここにこんなもの作ったなーという感じ。感動です。ずーっと憧れてた観光名所にきて、写真でしか見たこと無かったモノをはじめて肉眼で見た時のあの喜び、そのものでした。 ![]() 小躍りしながら、近くまで寄るとこんな鳥居がお出迎え。このコースター、どうやら、神社、寺院、門前町、神、祭り、なんていうキーワードから感じ取ってもらえるような雰囲気をテーマにしているようです。賛否両論ありそうではありますが、外人ウケはよさそうですね。 ![]() 鳥 居をくぐると、こんな感じでホームまでコースの間が通路となっています。恐らく混雑時にはここまで待ち行列が伸びることになるでしょう。待ってる間ずっと巨大なライドが猛スピードで走り回るのを見続けることが出来るというすばらしい配慮ですね(笑)。コースターの写真を撮るにも絶好のポイントが多数なので嬉しいです。 オフィシャルサイトでCGムービーを見た方はあの「ええじゃないかばやし」を聞いて、まさかこれがドドンパのようにエンドレスに流れるのか?なんて予想したと思いますが、的中です(笑)。今回はすでにここから始まってます。「ええじゃないかええじゃないかー」とエンドレスで流れちゃってます。でもあのCGムービーとはちょっと違い、女性の声で軽いアレンジになっていて、音量も極小なのでドドンパのような洗脳能力はありませんのでご安心を。でも、オープン後の音量がどうなるかはわかりませんけどね。 ![]() ホーム全景。壁面は草模様満載です。後方へスタートして右へUターンして巻上げ。スポンサーのmaxellとある方が戻り口となります。奥のほうにみえる赤い階段が入り口です。
左の写真の左の階段が待ち行列、右の階段 が出口用です。中に入ると右の写真のように、左右に分かれます。後ほど説明しますが、このコースターはその構造上、乗り場が左右に分かれます。したがって左の写真の階段と同じものが左にもあるということですね。ちなみに左の階段のほうに行くと、近くを猛スピードで駆け抜けるライドを眺めることが出来ます。
ホームの様子はこんな感じ。なんとも神社仏閣な雰囲気ですね。資料によると、赤と黒を基調に「ええじゃないか」のライドを”コースターの神様”に見立てて鎮座している場所をイメージ、天井には守護神の龍を大きく描いている(写真左下)、とのことです。スタッフのユニフォームも他のアトラクションとは異なり、テーマに沿った衣装となっています(写真右下)。 スタートは写真上でいうと奥のほうへ発進します。そう、スタートは後ろ向きなんですねぇ。一番後ろに見えるシートが実は一番前ってことですな。ファーストドロップ含めドロップ系のところは前向き走行なので通常のコースターどおり一番前にのれば、一番視界は確保されます。ただ、シートが回転するので、他のシートでも視界が開けるところがあったり、後ろ向きに進むようになるところでは逆に一番後ろが一番視界が開けたりと、不思議なコースターになっています。
進行方向と逆側のレール上にはコントロール室があります(写真左)。その奥は車両庫になっています(写真右)。写真はライド入れ替え中のとこ。ライドはグリーンとブルーの2機のようです。 (オープン後の情報:ライドはイエローも存在するようです。) ![]() 乗車待ちの仕方がちょっと変わってます。左の入り口から入るとこのような囲いに囲まれた待ちスペースが4つあり、そのうちのどれかに案内されます。一つのスペースには、一回に乗車できる10名が案内され、1〜4の順に一つのスペースごとに案内されて、一つのスペースの待ち客は一度にライドに乗り込む、といった感じ。 当日はどこのシートに乗るかは指定されたりされなかったりで臨機応変って感じでしたが、オープン後はどうなるのか不明。指定されたとしても、ほっとけばこのスペースの入った時点で列が崩れちゃうわけで、シート、順番をめぐって余計ないざこざが起きなければよいですが・・・。まぁその辺はオープン後様子をみながら改善していくのでしょう。ちなみに荷物はロッカーなどはなく、このスペースにすべておいて乗車、降車後は同じスペースに戻ってきて退場、ということになります。 (オープン後の情報:やはりシートは指定されるそう。また、荷物ロッカーは各スペースに設置されました。) ![]() 続いてライドを見ていきましょう。まず、とにかくでかい!コースターの神様に見立てた気持ちもわかります。真ん中のレールを挟んで両側に2シートずつ、これが5両編成で計20人乗りです。レールから大幅に横にはみ出した場所に乗る、これだけでとんでもないコースターだってのがわかりますね。この構造のおかげでシートが自由に回転できるってわけです。 ![]() では、シートはどうやって回転させているのか。自由運動でランダムに?ソフトウェア制御?いえいえ、上の写真を見てください。でっかい車輪はライドを走行させるメインの車輪です。これとは別にその左のほうに小さい車輪とレールがみえるでしょうか?実はこのコースターにはメインのレールの他にその横にサブのレールが走っていてメインのレールとサブのレールの間隔を変化させることによって、この小さい車輪が上下、その運動をギアに伝えてライドを回転させているんです。だから回転の仕方は毎回同じ。コースレイアウトに合わせて計算された回転の仕方が仕組まれているってわけです。 ![]() ![]() ハーネスはこのように観音開きになるタイプで、腕を通してカリカリカリっと締めます。ハーネス自体が上下にも動くようになっていて高さ方向も肩ぴったりまで合わせます。あとは腰にシートベルトです。高さが調節出来ることもあって、見た目より窮屈ではない印象。足はぶらぶら、周りをさえぎるものはありませんから開放感は十分です。 と、ここまで書いて気づいたのですが、グリーンとブルーのライドのハーネスがちょっと異なりますね。グリーンは肩のところにクッションが付いているのに、ブルーには無い。ブルーも実際乗りましたのでこれでも問題は無いのだと思うけど、オープンまでにはブルーにもクッションが付く可能性が高そうですね。ちょっぴり視界は悪くなっちゃうかな。 気になる乗車回転率ですが、はっきり言って良くはないです。当日はまだ手際も悪く、取材なども入っていたため、恐ろしいほど遅い回転率でしたので、これで評価するわけにはいきませんが、やはり乗車人数、構造上の観点から、普通のコースターに比べて回転率が落ちてしまうのはいたしかたないかと思います。それでも、本家Xに乗った方に聞くと、Xよりは乗降システムが改善されているとのことです。 |
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