■Macau Tower

Bungy Jump
前回Skyjumpをやりにはるばる行ってきたマカオタワー。自由落下ではないアトラクションに口惜しい思いをしながら帰ってきたわけですが、ついにというかやっぱりというか、できちゃったんですバンジージャンプが。233mmからの世界一高いバンジージャンプです(2009年7月現在)。東京タワーの特別展望台が250m。あのレベルの高さから生身で飛び降りると想像してみて。たまらんでしょー、うっひっひ。



やー、きたきた。おひさしぶりです、マカオタワー。見慣れたチケット売り場で、事前にメールで予約しておいたのを伝えてさくっとチケット購入・・・と思いきや、少々てこずる。前回Skyjumpやったよのカードを持ってるので割引がきくんだけど、その場合はここでタワー入場とバンジーのセット券を買うのではなく、ここではタワー入場のみ、上にいってからバンジーのチケットを割引で購入ってことになるみたい

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早速エレベーターで61階へ行くと、これまた見慣れた受付。あ、でも壁紙(?)が変わってますね。そそくさと受付を済ませると、記念のTシャツと、さらに今回はオリジナルリストバンドも付いてました。で、これを着て来い・・・と?あーそうなの?前は専用スーツに着替えさせられましたが、今はこのTシャツがジャンパーの印のようです。夏だけの処置かな?とおもったら、スーツ着てる人もいました。何らかの事情でTシャツになれない場合はスーツ着用ってことかしらね。


Tシャツに着替えるってことは、今来ているものを脱ぐわけで、男はどうでもいいけど女性はちょっとお困りよねぇ?なんておもったらしっかり更衣室ができてました。荷物を持っててもらう同伴者がいない場合はかぎ付きロッカーを貸してくれるっぽいです(未確認)。




Tシャツ着替えてリストバンド装着。更衣室を出て行くと奥のほうへと案内されてハーネス装着。体重はかって、手にマジックでぐりぐり体重を書かれます。女性なんかは嫌がる人もいそうですが、まぁバンジーのお約束ですからあきらめてください。


ジャンパーエリアで待つことしばし、ある程度まとまった人数(この時は5人くらい)を1グループとして呼ばれ、体重の都合で順番を決められます。体重によりバンジーロープの交換をおこなうので、効率の良い順番にされるってことですな。


前のSkyjumpの時にはジャンパーエリアから一人ずつジャンプ台のほうへと呼ばれて行ったんだけど、今回はグループ全員でジャンプ台へ。待ちの人は手すりに安全帯でくくりつけられて順番を待ちます。前の人が落ちてくのが間近でみれて、わくわく感倍増。やっぱりSkyjumpの時とはちがうぞ、このテンション。アドレナリン大放出。自然に顔がニヤけてくるわぁ。




では順番待ちの間にこのバンジーの仕組みについてちょっと説明。まず、やっぱりSkyjumpの時にあったガイドワイヤーはバンジージャンプでも存在します。左右にワイヤーが張られていて、それにロープが接続、これに沿って落ちていくことになります。しかも本格的にローラーで接続されているような感じになってました。少々残念な仕様ですが、タワーバンジーでしかもこの高さなので、安全上やむを得ない構造でしょうかね。


バンジーロープはえらい長くなるわけなのでジャンプ台のちょい下くらいに作業台があり、ジャンプ後のロープ巻上げ時などはここでスタッフがロープを裁きます。ロープの上端にはワイヤーが繋がっていて、ワイヤーを上下させてジャンプ後の着地の調整などを行っているようです。


さてさて、仕組みを説明しているうちに順番がやってきたよ。台の上に座らされて足にハーネスを装着。このとき諸注意を受けますが、ファーストリバウンド時に体についてるロープをおもいっきし引っ張れ、だと。なんなのこれ?とおもったらこれを引っ張ることにより金具が外れて、あーら不思議、足でつるされた状態から腰・太もも周りにつけたハーネスでのブランコ状態の体勢に早変わり、ってな寸法です。なんとも親切設計ですが、ジャンプ時は足のみで結束の本格バンジージャンプの体勢なのでご心配なく(?)。

ジャンプ前にずっと悩んでたことがあったんですが、前に蹴り出すジャンプをすべきか否か。普通のバンジーなら思いっきり蹴り出したほうが美しく、気持ちよくジャンプできるわけなんですが、ここは前述のガイドワイヤーがあることもあり、前に蹴り出したところでワイヤーに制限されるんじゃないかなと。どうなんだろうなぁとおもってたら”No Jump"倒れるだけにしろ、だそうです。あーやっぱり?安全のためなのでしょうけど、残念。



いよいよジャンプ台へ。台からつま先をちょっと出して準備OK。っていうか、予想はしてたけど、ロープ重すぎ。足にすごい加重がかかってます。気を緩めたらロープに引っ張られて足からズルっと落ちちゃいそう。こりゃージャンプOKだとしてもうまくジャンプするのはなかなか難しいかもしんない。右側から記念写真を撮るのでポーズを決めてパチリ。両手を左右に広げたら、カウントダウン、3・2・1バンジー!








うわーーーーーあああっはっはっははーー。すっげーーきもちいい。

意識せず自然に絶叫したのは、初めてブルーフォールに乗った時以来かも。あまりに高いのでバンジーではなくスカイダイビングの感覚になっちゃうのではないかと懸念してたけど、大丈夫。紛れも無くバンジージャンプ。しっかり落下感が味わえます。しかもこれでもかというほど長い落下感。こりゃいいわ。ガイドワイヤーがあるので実際には本当の自由落下にはなっておらず、「超高速降下」という感じなのかなぁと思われますが、ジャンプ中はあまり気になりません。

あと、飛ぶ前に気になってたのがジャンプ中の体勢の安定性。ジャンプした人の動画とかみてると、比較的きれいに落下してる人と、頭が下になったり上になったりぐわんぐわんゆれながら落下してる人がいて、どうしたらうまく飛べるかと思ってたんですが、私、後者になってしまったようです。体重が軽いのが影響してるのかな。飛び出しはきれいなんですがその後重たいロープのほうが先に落ちてこれに引っ張られてぐわっと足が下に、でまた頭が下にみたいな感じに見受けられます。ガイドワイヤーがあるのも影響してそうです。でもジャンプ中はそんなことになってるとは感じずただただ気持ちいい。落下感覚にはそれほど影響はなさそうです。


落下してゴムがきいてくるとぐぐぐっと減速、あーたーまーにちがのぼるー(くだる?)。ゴムが伸びきるまでの時間も長いわけでちょい苦痛。体調悪かったらぷっつんいきそう。びよよーんとリバウンドしたところでご指示通り体のロープを引いてブランコ状態の体勢に。ゴムが長すぎるからなのか、ガイドワイヤーのせいなのかリバウンドは何度もすることなく、1度リバウンドしたら収束という感じで、後はブランコぶらぶらで降ろしてもらうだけです。


あとはSkyjumpの時と同じく下のマットに下ろされ、ハーネスをはずされて、エレベーターで上へ戻って終了。

ジャンプ証明書とTシャツとリストバンド、会員証のセットとタワー入場とあわせて、MOP1488、日本円で19000円程度(2009年7月現在)。これはちょっと高すぎやないですかね。今は円高だから2万円切ってますが、通常だったらきっと2万円オーバー。なんだったらもう一声でスカイダイビングができちゃいそうなお値段です。始まった当初はもっと安かったんですが、何度か料金改定の結果、今の価格の模様。でもまー、やってしまえば金のことなんてすっかり忘れられるので、そこらのバンジーでも、スカイダイビングでも味わえないこの貴重な体験を是非!


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