■奈良ドリームランド[Page1]

パーク全般
「ドリームランド」と聞くと関東の人はきっと横浜ドリームランドが頭に浮かぶことと思います。しかし、関西ではここ、奈良ドリームランドです。1964年開園の横浜ドリームランドに対して、奈良ドリームランドは1961開園と、こちらのほうが歴史は古いことになります。TDLがまだ無い時代に(TDLは1983年開園)アメリカの本家ディズニーランドを模して作られた、とされています。知ったかで語ってますが、私も当時のことは知りません。だって生まれてないもの。

当時、本家にも正式に申し入れをしたらしいですが、門前払いをくらい、結局無許可で建設。後にドリームランドの存在のおかげで、TDLの誘致が難航し、TDLのオープンが遅れたのだとか。(このへん、真偽の程はちゃんと確認してませんので悪しからず。)

そんな、いろいろな意味で深いパークなわけですが、横浜ドリームランドは2002年に閉園済み、そして残り最後の奈良ドリームランド
2006年8月31日に閉園することとなりました。このパーク、深いだけでなく、とっても優良なコースターが存在するんです。というわけでこれは乗り収めねば・・・ってことで2006年8月に行ってきました。今回は貴重なパークの記録を残すためにも、コースター以外のパークの様子についてもお伝えしていこうと思います。



まずはエントランス。写真では普通ですがオープン前は結構な行列があり、ちょっとびっくり。でも良く見るとみーんな浮き輪とかもっちゃって、どうやらプール目当てがほとんどのようです。奈良ドリのために関東からやってくるおバカな子はやっぱり他にはいないようです



エントランスを入るとまずは外周列車がお出迎え。「外周列車」って・・・どんくさいけどほんとにそういう名前のアトラクションなんだってば。時代を感じさせます。まだまだ現役で動いてました。



こちらは「外周列車前広場」と書いてある花時計・・・だったと思われる跡地。なんだかさびしげ。盆休み真っ盛りだってのに人もまばら。





メインストリート周辺の様子。メインストリート先にお城を臨むあたり、ディズニーランドを目指してがんばったなーってのが良く分かるカットです。


奈良ドリのお城
香港ディズニーランドのお城


そしてお城。なんの城か。本家ディズニーランドは眠れる森の美女の城なわけで、これを模して作られているはず。本家の写真は手持ちがないので香港ディズニーランドの眠れる森の美女の城と比べてみると・・・おお〜、すごいじゃん。結構忠実、よくがんばってます。本家の写真はこのへんにあるのでこちらとの比較もどうぞ。ちなみに奈良ドリのこのお城の名前は「夢のお城」だそう。まあドリームだしねぇ。いんじゃない?

実はお城以外にも本家と比較するとほんとに良くがんばって似せたもんだというところが多々あります。たとえばエントランスからみえる「外周列車」の駅舎なんかも、本家はこんなの。このページの一番上のエントランスの写真と比較してみて。ほれー、よく似てる。ほほぅ、感心感心。

Page1 [パーク全般]
Page2 [ASKA]
Page3 [ボブスレー]
Page4 [その他アトラクション]

>>次へ


Home