■奈良ドリームランド[Page2]

ASKA
というわけで前述のとっても優良なコースターがこの、ASKAです。スペック的には日本の木製コースターの中でも小ぶりな部類になりますが、そんなことはまったく関係なし!実は数年前にも1回だけ乗ったんだけど、そのときもたった1回しか乗って無いのに「うお、なんかちがう!すげー。」と感じましたね。そして今回改めてのってみて、このコースターのすばらしさがはっきり分かりました。



コース全景。木製はやっぱ美しい。白ではなく木の素材の色そのまま。真ん中のでっかい石みたいなやつの間の「ASKA」とあるところが入り口。



入 り口をくぐってコースの間をずんずん進んでいくとこんなすげーキューラインスペースが(写真左)。オープン当初はここが一杯になるくらい待ち行列が出来たらしい。今ではコースターのほうが乗車待ちをしてる状態。このそばには「おもひでパネル」と題された、閉園をしのぶ寄せ書きコーナーみたいのも設置されてました(写真右)。けっこうASKAに対する熱いメッセージがあったりして目頭が熱くなりそうだけど、気温のほうが暑くてそれどころではなかったりしてる間に乗車口へ。



ホームの様子を降車側から。ライドはオーソドックなタイプ。ご覧のようにガラ空きで座席指定をされることも無く、空いてる席に自由に座れます。



んでは早速乗車。乗車ムービーをここらへんに公開しましたので全体のコースレイアウトなんかはこれをみてもらうとして、ここではポイントを見ていきましょう。まずはファーストドロップ。ちょっと右にカーブしな がらのドロップが特徴的。後部座席にのれば軽く左に吹っ飛ばされるような感覚で落ちていきます。落差も角度もたいしたもんじゃないですが、浮遊感満載で実に気持ちいい。



ファーストドロップの後はこんな感じで登ってターン。再びドロップしてキャメルバックを乗り越え、またまた登ってターン。





そしてやってくるのが、この二段落とし。上りきってターンしながら加速を始めたところで、ドロップ!後部座席だとスコン!と浮いた後そのまま引きずられてドロップ。こりゃーきもちええ。


しかもドロップの後は木組みの中に突入。引きずりこまれてレールの行き先を失っているような状態のまま木組みの狭いところにー。うひゃー。たーのしー。



その後はターンとキャメルバックの応酬。もーほんとーに気持ちよく浮きます。しかもこの辺のコース展開はほとんどが木組みの中。これ好きなんだよねー。狭いところをひゃーっと突っ走る感じ。木製の醍醐味の一つです。



その中でも取り上げておきたいのがココ。ちょっと分かりにくいですがキャメルバックの頂上で左にカーブしてます。するってーとどうなるか。右に吹っ飛ばされながらエアタイム。斜め浮きが味わえます。ファーストドロップと似た感覚ですが、こっちのほうが強烈です。

こ のコースター、乗った後はほんとに楽しかったーって感じ。日本有数のエアタイムが楽しめます。木製ならではの衝撃はありますが、無理なGがかかって痛くなったりすることはありません。最後までダレることなく常に笑いっぱなしになること必至です。国内の木製コースターでは間違いなくNo.1の楽しいコースター。世界ランキングにもちょくちょく上位に食い込んでくるのも納得です。そんな世界水準を満たすコースターがなくなってしまいます。あーもったいない。お金持ちの方、買い取って庭に移設してください。はりきって乗りに行きます。

ASKA乗車ムービー

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