■「ええじゃないか」プレスプレビュー [Page4]

6.試乗(後半)
360度ツイストのキャメルバックを越えて、一度地上をかすめた後は、またまたぐわっと上昇。でっかいオーバーバンクのターンです。


ターンからドロップ中

こ のバンク角、恐らく90度+αくらいだと思うのですが、乗車感覚的にはぐぐぐっとふられていって、ぐわっと頭が下になってそのままドロップするような感じ。なかなか迫力アリです。仰向けで足のつま先のほうへ進行するような形なのでこのような感覚になるようです。ちょっといまいち覚えて無いので次回乗車時確認してみましょう。これを存分に味わうためには、やはりターンの外側となるレール右側の席がベストでしょう。ちなみに、ここのレールが上にある状態で右側のシートということは、レールが下にあるホームの状態では進行方向左側です。ちょっぴりややこしいので注意です。入り口に入ったときの分岐点で左側に進みましょう。


ターンからドロップするとホームの横を通過。待ち行列の人が注目しているはずなので笑顔で手を振ってみましょう、って一瞬でぜんぜんわかんないけど。再び上昇するとまたまたツイスト。今度は360度ツイストとは逆の右ねじりでシート回転も逆で後転。逆なだけで、要領は同じで乗車感覚も類似です。ただし今回は180度ツイスト。するってーと360度の半分で終わる、ってことは通過後は後ろ向きに進むようになってるってことです。ちなみにこのエレメントのオフィシャルな名称は「ハーフツイスティング(180度ねじれ)&ハーフバックフリップ(後方回転)」。まあ、360度のやつから推測すればあたりまえですな。



さー、いよいよクライマックス。最後はアウトサイドレイブンターン。後ろ向き走行のまま上昇してレールが外側を向いたターンに突入です。上の写真で奥のほうのコースから入って手前へ抜ける感じ。ループ頂上手前でシートが前に回転し、うつ伏せで地面を眺める状態に。

アウトサイドレイブンターン側面あたり

足から突っ込む感じで突入すると、ループの頂上からドロップでエアタイム!きもちいー。うつ伏せ状態なんで、ぶわーっと飛んでる感覚。その後ループ側面くらいまではずっと地面と平行にうつ伏せ状態を保持。



感覚的には地面に顔から突っ込んでいくような感じで、最下点では地面すれすれ!迫力あります。


ブレーキゾーンが見えた!最後に手馴れた感じでツイスト&シートの回転で方向を後ろ向きに変えてブレーキ!最後に小技。ブレーキをかける時シートが前に倒れうつ伏せで地面を眺める形でストップ。おつかれさまでしたー。すぐにシートの向きは出発時に位置に戻り、プラットホームにおかえりなさーい。ちなみに場合によっては停止した時点でシートの向きが戻っちゃう時もあります。乗車位置によって違うようですね。


全体を通して・・・とにかくいそがしい!てんこ盛り!って感じです。次から次へと畳み掛けるようなエレメント、シートの動きが息つく暇を与えません。ええじゃないか乗車後にのったFUJIYAMAがなんとも落ち着いたコースターに感じられるほど。あー、これまわらないんだったー、常に前向きに進むしー、みたいな(笑)。

反面、爽快感も十分に感じられるコースターです。正直、乗車前はコースター本来の爽快感なんて感じられない、ハチャメチャコースターだと思ってました。んがしかし、しっかりエアタイムも楽しめるし、乗り心地もなかなか良いほうではないかと。Xと比較するとやはり乗り心地はアップしているとのことです。ただ、シートが傾いてマイナスG状態のときに足がぶわーーっと浮くんですが、そのあとシート回転とともにプラスGに変わったときに、がん!っとシートにふくらはぎ打ちますのでご注意を〜。私は何度か脱力状態で乗ってがんがん打ち付けてたらアザ状態でした(笑)

トリッキーなコースな上にシートも回転?!なんじゃそりゃ?!という情報から想像する乗り心地よりは、おそらく快適なはずとおもうので、ぜひ見た目で物怖じせず乗ってみましょう。乗ってみると外から見てるよりハチャメチャではないはずですよ。でも予習無しでいきなり乗ったら最初の一発は「わけわからん」でしょうねー。

「ええじゃないか」乗車ムービー
外観、ホームの様子なども。岡崎朋美さん試乗の様子のおまけ付き。

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